食卓の真ん中に、“冷めても美味しい” 焼鳥を

色とりどりのお惣菜が並ぶ、ここ日本一の看板メニューは「レバー串」、「もも串」、「ももねぎ串」の焼鳥三品。いずれも旨みの強い特級醤油で仕立てる、醤油ダレの焼鳥です。
まずはサラッと軽いタレに付けては焼いて、中まで火を入れ、濃厚ダレを絡めるように仕上げのひと焼き。2種類のタレを使い分けることで、香ばしいのにぽってりツヤッと焼きあがり、“冷めても美味しい” が続くのだとか。
鶏は産地の程近く、秋田と岩手の自社工場で新鮮なうちに捌き、串を打って各店へ。ステモ店でも厨房で、醤油ダレか鳴門の塩を使う塩ダレにトプッとくぐらせ、一串一串丁寧に焼いています。そして、継ぎ足しながら使うタレが今日より明日、明日より明後日…と、旨みを増していくのです。

年末年始は「青じそつくね串」や「ひな串」などの塩ダレ焼鳥を織り交ぜて、お家パーティーの真ん中へ。焼鳥が輪になって集う大皿の一画には、北海道産のキタアカリをまるごと揚げる人気の「ちびまるポテト」を忘れずに。そして、ちょっと贅沢ですが、別皿で鰻の蒲焼きをプラスしたいところ。何しろ日本一は嘉永元（1848）年、鰻メインの川魚の卸問屋として創業。扱い慣れた伝統の一品で、ハレ気分を盛りあげて。
一串115円からというやさしいお値段に後押しされ、10本20本30本…と、ついつい注文を重ねてしまうことでしょう。